Selvage Denim


No: 82-508-01
Size: 30/32/34
Color : indigo
Price:¥24,500- (税抜)

COMMENT :
◆セルビッチデニムとは? 「セルビッチデニム」というものが具体的にどういったものかご存知でしょうか? 【セルビッチ】デニム生地の端、通称「耳」と呼ばれる部分のことを指し、旧式の力織機を使用して織られた、生地端にほつれ止めがされたデニム生地のことです。 このほつれ止めが施された生地端の部分に、赤いラインの入っているものが通称【赤ミミ】と呼ばれています。

◆セルビッチデニムはなぜ高いのか? 一般的には「セルビッチデニムは高級」というイメージがありますが、なぜ高価になるかには理由があります。まず「生産効率が悪い」ということです。 旧式の織機を使用して生産されるセルビッチデニムは、その生地を織る為に通常のデニム生地の5倍以上の時間を必要とします。 職人が何度もチェックをしながら1時間で数mしか織ることができず、さらには織りキズなどロスが出ることも多いので、とても貴重なデニム生地といえます。 この「生地を織るのに時間がかかる」ということがまず一つの理由です。 そして二つ目の理由は、「生地巾が狭い」ということ。現在普及しているスタンダードなデニム生地は「W巾」と呼ばれ、生地の巾が【約150cm】となっています。 しかし、旧式織機で織ることのできるセルビッチデニムの生地巾はシングル巾【約80cm】と、半分ほどの巾しかありません。 一本のジーンズを制作する為には、生地を効率よくカットしても通常の生地で約1.2mほどの要尺を必要としますが、これは生地巾が150cm程度の場合。 セルビッチデニムになると、生地巾が80cmなので、一本のジーンズを制作する為に約2.5m程度の要尺が必要になってくるのです。 そう、一本のジーンズを制作するのに、セルビッチデニムでは生地の長さが倍程度かかってしまうんです。 当然、生産効率の悪いセルビッチデニムですから、生地巾が狭いといっても1mあたりの生地の価格はスタンダードなデニム生地と比べても安くはありません。 ということは、セルビッチデニムを使用するだけで、同じ一本のジーンズを作るのに、倍以上の生地原価がかかってくることになります。

◆なぜセルビッチデニムを使うのか? それでは何故わざわざ高価なセルビッチデニムを使うのか?そう疑問に思う方も多いかと思います。 しかしその理由こそが、セルビッチデニムの本当の価値であるのです。セルビッチデニムの本当の価値、それは「素材感」です。 旧式の織機で織られるセルビッチデニムは、織機のアナログさと職人の手仕事による調整などによって、生地にいわゆる「個性」というものが多く詰め込まれます。 この「個性」という表現をする部分こそ、デニムが色落ちした際の表情に大きな差をもたらします。 実際、普通のデニム生地を使用したジーンズと、セルビッチデニムを使用したジーンズとは、穿き込んだ際の色落ちや表情が全く異なります。 セルビッチデニムには、W巾の生地にはない、独特の風合いがあります。 ジーンズの醍醐味は「色落ち」ですよね。 その色落ちを素晴らしいものにするために「セルビッチデニム」を使用してジーンズを作っているのです。